ボールペンに自社の名入れをしてもらい、記念品や贈答品として大勢に配る場面というのが企業経営の際には時折起こることです。その時に作らねばならない名入れボールペンの数というのは、百やそこらでは足りない場合も多々あります。そこで専門業者に頼んで自社の名入れをしたボールペンを製造してもらうことになるのですが、ここでどうしても不安になることが出てきてしまいます。それは、業者側の在庫が尽きた時にはどうするのかということ。

専用のボールペンを作成してもらう際には、業者が保有しているボールペンの在庫を使い、依頼主が選んだタイプのものに名前を記してもらうという形になります。しかし、そこで必要になる数が千や二千を超えていた場合、ちゃんと足りるのでしょうか。場合によっては在庫が尽きてしまい、メーカーに直接問い合わせて届くのを待つことになるとか、欲しいタイプのペンは諦めて、製造する内の何割かは違うタイプのものにしなければならない事態も起こりうるかもしれません。贈答品として人に配る場合、品物に違いが出てしまうとランク付けでもしてあるような印象も与えてしまうため、これはあまり好ましいことではありません。

けれど、業者はそういう事態が起こらないように常に大量の在庫を保有しているようにしてあります。五千本以上の大量発注を出された時にもちゃんと対応でき、一週間以内に届けられるようにも基盤が整えられているのです。もちろん、本数が多くなるからと言って一本一本の仕上がりが雑になることもありませんし、中には欠損した品が出ることもありません。たとえ量が多くても一つ一つを丁寧にこなすというのが業者の基本姿勢となっています。