出産内祝いにカタログギフトが増えています
昔、助産婦がこどもを取り上げていたころは、出産から3日目や5日目など奇数の日に、親戚や友人、知人、近所の方たちが集まり、出産祝いの宴を開いたものでした。現在でも、地方によっては出産祝いのしきたりは残っているところもあり、餅をつく風習のあるところは多く、餅の白さが神聖であるとか、のびる餅が生命の長さにあやかって良いといわれています。ところが、近頃では病院や産院での出産が一般化しているため、祝宴を開くことは少なくなりました。贈り物を届けて出産祝いをするのが普通で、生後7日目を過ぎて1ヶ月くらいの間に持参するか送るようになりました。
それも、モノではなくお金で贈ることが増えてきております。モノでは好き嫌いもあるため、好きなものをこどもに購入してほしいということです。出産祝いのお返しとして、お宮参りがすんでから出産内祝いの品を持参するか送るのがしきたりでもあります。出産内祝いの金額としては、昔からいただいた品の1/3から半額程度です。
しきたりでいえば、赤飯、紅白の砂糖、かつおぶしなどを子どもの名前で送るものでしたが、最近はカタログギフトで出産内祝いを送る家庭が増えてきました。お中元・お歳暮に、カタログギフトを贈るということが当たり前になってきたからともいえるでしょう。また、地方によっては、お返し物で注意をしなければならないこともあるため、カタログギフトであれば多くの品物の中から自由に選択できるので安心ということもあるのです。
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