ボールペンは社会生活をおくる上でなくてはならないものですが、そのような性質を逆手に取って、企業が新製品を紹介するためにボールペンに製品名やキャッチフレーズなどの名入れ加工をほどこし、これをノベルティグッズとして顧客に無料で配布するといったことがよく行われています。もっとも安物のボールペンでは消費者の興味関心を引くことができないため、最近では変わり種の名入れボールペンを続々とノベルティグッズにして投入することがあるようすです。ノベルティグッズだけではなく、他にも自社の創立記念日などの節目にあたり、従業員に記念品に配布するような場合もあり、いずれにしても用途は幅広いといえるでしょう。名入れができるボールペンの種類ですが、かつては黒単色の安価な細身の製品一択だったといえます。

近年は赤・青・緑などの多色のものであったり、インクが油性ではなく水性であったり、消しゴムを使えばきれいに消せるものであったりと、さまざまな種類が生まれています。ほかにも指で持つ部分がやわらかいシリコンで加工されていて、手の負担を減らせるものなども人気です。名入れする部分に関しても、文字の色が黒や白ではなく、ほかの原色を用いているものがありますし、字体も伝統的な明朝体やゴシック体にとどまらず、教科書体や行書体などが使えることもあります。英文字の場合はなおさら書体が豊富であり、選ぶ上での自由度が高いといった特色があります。

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